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味玉つけ麺(並)@麺屋 たけ井R1号店・八幡市

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写真: 味玉つけ麺(並)@麺屋 たけ井R1号店・八幡市

写真: シロ@博多ラーメン 琥家奥田店・岡山市北区 写真: 大潮まぜそば@はやぶさ岡山店・岡山市北区

麺屋 たけ井R1号店
  八幡市八幡南山57-2

 11時20分頃の到着時には、既に店頭の待合スペースに10人以上が座っていた。顔ぶれを見ると、いかにもラヲタといった感じの人は見当たらず、幅広い年齢層のカップルが大半を占めている。まずは店内で食券を求め、列の末席に着座した。メニューには薄口と濃口の2種類のラーメンもあったが、看板メニューのつけ麺にした。つけ麺の麺量は、小だと180g、中は230g、大は330gなので、少し少ないかなと思いつつ中を味玉付きでポチッとな。1030円。
 麺はエッジがはっきりとしたストレート極太。麺肌に褐色の粒々が見える全粒粉入りだ。つけダレに潜らせずにそのまま口に運ぶと、軽く歯を跳ね返すようなしっかりとした歯ごたえと、その後にもっちりシコシコな食感が楽しめる上、小麦の風味も十分に感じられよくできた麺だと感心する。麺箱の側面を見ると「?たけ井」とあるだけなので自家製麺なんだろう。後述するつけダレを含めて、店主さんの修業先である千葉県松戸市の超有名店とみ田に相通じるものが感じられる。つけダレには追加トッピングの味玉のほかに、京都には似つかわしくない太い白ネギの木口切りがたっぷりと浮かび、海苔が1枚添えられている。味わいは醤油トンコツ魚介だが、巷のいわゆるまたおま系とは異なり、強い旨味と風味がガツンとくる超濃厚だが、一方でまろやかさもあって個性的だが多くの人に受け入れられるであろうオリジナリティーの高いもの。これが人気の秘密だと思う。また、たっぷりのネギが濃厚なつけダレをマイルドにするいい仕事をしている。麺の上に載るチャーシューは、大きくて厚みもあるばら肉。それほど旨味が強いわけではないが、ボリューム満点で食べ応えがある。つけダレ側の味玉は、黄身が流れ出さない程度の半熟の仕上がりで、どちらかといえば薄味のため、濃厚なつけ麺にあっては一種の清涼剤的な役割を果たす。
 麺と具材を食べ終わって店員さんに声を掛けると、割りスープが入ったポットを運んできてくれた。中身はカツオ+コンブ出汁。これでつけダレを割ってスープ割りに完食、完飲。なお、つけダレには1片のユズ皮が沈んでいたが、麺を食べている間は気付かなかったものの、スープ割りにするとその香りがほのかに広がってよいアクセントとなった。230gの麺では物足りないかなと思っていたが、実際はチャーシュー、味玉にスープ割りで十分に満足できた。

・お気に入り度:○+

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