YZF750(87モデル)
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85年デビューのFZR750から、正常進化したYZF750で挑戦した86年。再びエンジントラブルでリタイアしたYAMAHAが満を持して投入したマシン。しかし直前にエースライダーの平が首を負傷。ライダーから監督として鈴鹿8耐に参加するという緊急事態にWGPのGP250ライダーM.ウィマーを抜擢。平と組む予定だったK.マギーとのコンビとなった。この年の大きな変更点はHONDA RVF750同様の片持ち式スイングアームの採用だったが基本設計のミスでリアタイヤ交換に手間取ると言う致命的な欠点を露呈してしまう。しかし、HONDA勢の相次ぐトラブルや転倒で終盤に2位を走行するまでになった。そしてゴール5分前に先頭のグッドフェロー&高吉組のGSX-R750が周回遅れのマシンと接触。転倒を喫してしまう。これによりトップに躍り出たYZF750がそのまま逃げ切り、参戦4年目にしてYAMAHAに8耐初制覇をもたらした。
アルバム: 2017鈴鹿8耐40th anniversary
タグ: 鈴鹿8耐
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